初心者の為のFX講座 |

そして、ここでは、ギャンブル性のある話では無く、本来のテーマである資産運用というテーマに沿った、ローリスク・ローリターンな形での運用方法を展開して行きたいと思います。ですので、もし一攫千金を狙った知識やノウハウが知りたいという方は、他のブログや動画を探して下さい。
ここでは、FXに興味のある初心者の方に対し、FXの基本的な知識、リスクに関して、そして、実際の始め方を紹介して行きます。それでは、目次に進んで行きましょう。
《 目 次 》 |
FXとは!? |
FXってリスク高いの!? |
FXの始め方 |
FXとは!? |

海外旅行に行った事がある人なら、この為替レートを体感した事はあると思います。海外では、基本的に日本円は使えない為、その国で流通している通貨に両替しなければなりません。日本から海外に旅行に行く場合、『円高』=円が強いと、得した気分になりますよね。
例えば、1US$が100円と110円の時があった場合、100円の時は110円の時よりも円高、110円は、100円の時よりは円安となるわけです。もっと分かりやすく言えば、1US$を100円で買える時の方が、110円払わなければ買えない時よりも、円が少ない額で買えるので、すなわち、円が強いとなる訳です。
なので、旅の出発の際に、100US$を両替した場合、1US$が100円の時は、10,000円で100US$を手に出来るのに対し、110円の時では、100US$を手にするのに11,000円が必要になる事になります。
この時の1US$の為替レートは120円になっているとします。すると、どういう事が起こるのでしょう!?上述で見た際、日本円→米ドルに両替する際は、1ドル110円よりも、100円の方が円高で、お得感がありました。
今回は1ドルの相場が120円なので、100円の時よりも、110円の時よりも、円安になっているわけです。円安と聞くと、「えっ、じゃぁ、損しちゃうの!?」と思った方もいるかもしれません。しかし、今現在持っているのは、100US$です。そして、米ドルを日本円に替えようとしているのです。
結果、100US$ x 120円 = 12,000円となります。
すなわち、出発時、100US$を手にするのに10,000円しか払っていないのに、帰国時に米ドルを日本円に戻す(両替する)際、2,000円多い12,000円になって来たのです。
勿論、逆の場合もあります。もし、1US$=90円の時に、米ドルを日本円に戻した場合は、9,000円しか戻ってこず、逆に1,000円損する事になります。
ハイ&ローの動きを追うシンプルな取引、それがFXと言う訳です。
FXってリスク高いの!? |

・為替の大きな変動
・高いレバレッジによるロスカット
・為替の大きな変動
為替レートは、経済情勢をはじめとする世界の動向によって、上下します。そして、その動向を読む事は専門家でも非常に難しいとされ、持っている通貨がこれから上がるのか、下がるのかを予測する事は困難です。自分の望む方向に推移すれば良いのですが、その逆もあり得る訳です、そんな中で、時折、世界情勢によって為替レートに大きな変動が起こる場合があり、それが意図した方向であれば大きな利益にもなりますが、意図とは逆の方向に推移した場合は、大きな損失にもなり得ます。
・高いレバレッジによるロスカット
FX取引には、レバレッジと言われる手法があり、自分の元本に対し、最大25倍の規模の取引を行う事が可能です。それがよく言われる、「レバレッジを効かせる」と言う事です。例えば、100,000円の元本があったとして、レバレッジ25倍で取引すると、2,500,000万円分の取引が出来てしまうのです。
これによって、少額の元手しかなくても、大きな取引が出来、思わぬ利益を上げられる可能性もあります。しかし、狙った方向とは逆に所持している通貨が動いてしまった場合、レバレッジの率が高ければ高い程、損をする率も高くなってしまいます。
それでも、近年、FXに一定の人気が集まっている理由は、『ハイ&ローのシンプルな取引』だからであり、株の投資などよりも遥かに取っ付き易いイメージがあるからかもしれません。
答えは、最初の段階でも言いましたが、半分正解であり、半分は不正解です。
FX取引には、上述のレバレッジを高く設定しない方法や、自分の意図しない方向にある程度進んでしまった場合に、意図的に損を確定してしまう「損切り」の手法など、徹底したリスク管理を行う事で、リスクを最小限に抑え、地道に資産を増やして行くやり方も可能です。
FXの始め方 |
