プロを目指す人必見!

サッカー各国リーグの構造とチーム数

 

ここを訪れている方は、サッカー好きな方だと思います。で、突然ですが、J1を頂点とする国内サッカーリーグのピラミッド構造について、どこまでご存知ですか!?

 J1、J2、J3はパッと思い浮かぶでしょう。

その下の実質4部に当たるリーグは!?

JFL(日本フットボールリーグ)!
 
ですよね!
と言うわけで、ここでは、

サッカー各国リーグの構造とチーム数

と言うテーマを取り上げて行きます。
 
これを知る事によって、世界のサッカー環境をより良く知る事が出来、世界に興味を持つ人が更に出て来ると思います。

まずは世界を知る前に、自分達の国のサッカー構造を振り返ってみる事にしよう!

《目 次》

① 日本のプロリーグ、社会人リーグの構造とチーム数

② 国内リーグのプロ、セミプロ、アマチュアの領域

③ ヨーロッパ主要国リーグの構造とチーム数

④ 比較から見えてくる事実

⑤ ヨーロッパの各国リーグのプロ、セミプロの領域

⑥ まとめ


① 日本のプロリーグ、社会人リーグの構造とチーム数

 
さて、先ほどの続き、JFLの下のカテゴリーは!?
・・・えっとぉ、、、 県リーグ!? あっいや、関東とか関西だ!
 

その通り!
地域リーグと呼ばれ、北から北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州の9つの地域に分かれているよね。その内、東北、関東、北信越、東海、関西の5つの地域は2部リーグまで設定されている。

 その下には、各都道府県と続く訳で、大抵の都道府県は2部もしくは3部リーグまである。東京は流石に人口もチーム数も多いので、4部リーグまであるね。つまり、東京の4部は上から数えると、10部リーグと言う事になるね。

 そして、各カテゴリーのチーム数も踏まえてまとめると、以下のようになります。

 国内サッカーリーグのカテゴリーと所属チーム数
カテゴリー 名 称 チーム数 累計チーム数
1部 J1 18 18
2部 J2 22 40
3部 J3 19 59
4部 JFL 16 75
5部 9地域リーグ(関東、関西等) 80 155
6部 地域リーグ2部、もしくは県1部 235 390
7部〜 都道府県リーグ 多数 多数
② 国内リーグのプロ、セミプロ、アマチュアの領域

#各国リーグ

 
改めて整理すると、国内のサッカーリーグはプロ、社会人を合わせ、このようになるわけだね。

 

 この中で、はっきりとプロと言えるのは、J1J2だね。J3も一応Jリーグの中に属し、そこでプレーする選手はJリーガーと呼ばれていますが、実情は、ごく僅かなプロ選手、つまり、サッカーの給与だけで食べて行ける選手と多くのセミプロ(一部サッカーの給与をもらっているが、それだけで食べて行くのは厳しいので、他に副業、アルバイト等をして生計を支えている)の選手が殆どなのが実情だね。

 

一方、4部に当たるJFLも企業チームが多く在籍し、その企業の社員として一般的な社員よりもサッカーに集中出来る環境でプレー出来ている選手も結構いる。すなわち、こちらもセミプロと括る事が出来るね。

 
また、最近では、5部以下の地域リーグでも、Jクラブを目指して力を入れているクラブがあり、そこでは、幾ばくかサッカー給与がもらえる。つまり、セミプロ的なクラブを散見する事が出来る。一方、大半は、全くサッカーからの給与はもらっていないアマチュアプレーヤーも多く、セミプロとアマチュアが混在しているリーグが5部と言えるね。そして、6部以下は一部の例外を除き、基本的にはアマチュアリーグと括る事が出来るでしょう。
国内サッカーリーグのカテゴリーと所属チーム数
カテゴリー 名 称 チーム数 累計チーム数
プロ
 
1部 J1 18 18
2部 J2 22 40
セミプロ 3部 J3 19 59
4部 JFL 16 75

 アマチュア(一部セミプロ)

5部 9地域リーグ(関東、関西等) 80 155
アマチュア
 
6部 地域リーグ2部、もしくは県1部 235 390
7部〜 都道府県リーグ 多数 多数



③ ヨーロッパ主要国リーグの構造とチーム数

 
さて、話題を海外へ移しましょう。
 
ここでは、ヨーロッパの主要リーグとして、スペインイングランドドイツ、そして中堅どころの代表としてオーストリアを取り上げてみます。

 

 ズバリ、各国のカテゴリーとチーム数は以下の通りです。

 ヨーロッパ各国リーグのカテゴリーと所属チーム数
カテゴリー/国
スペイン イングランド ドイツ オーストリア
日本
人口
4,600万人
5,600万人
8,000万人
800万人
1億2千万
1部 20 20 18 10
 18
2部 22 24 18  10  22
3部 80 24 20  48  19
4部 360 24 90  144  16
5部 720 24 242 多数
 80
④ 比較から見えてくる事実
 

どうでしょうか!?この表から見えて来るものは何なのか!?

 実は、1部や2部リーグの構造は各国だいたい似たり寄ったりです。
(オーストリアは人口も少ない中小国の部類に入るので、例外ですが。)

 注目すべきは、その下の3部や4部、そして5部リーグのチーム数です。特に、スペイン、ドイツ、オーストリア。

 何故、このカテゴリーに注目するかと言うと、これらのカテゴリーは、1部や2部で活躍するプロを目指す若手プレーヤーにとっての登竜門的なカテゴリーだからです。すなわち、高校年代を経た選手達は、一部のスーパースターの卵クラスの例外を除いては、まずはこうしたセミプロの領域である3〜5部の領域で凌ぎを削り、実戦経験を積み、頭角を現し、上のカテゴリーへステップアップして行くのです。

 そして、フットボールの先進国では、そうしたカテゴリーの受け皿(チーム数)が多いと言うのが特徴です。

 フットボールの世界で、18歳の段階で完成形となる選手は少ない。19歳、20歳、21歳と言う年代は、選手としての最後の仕上げとしてとても重要な年代なのです。FIFA(国際フットボール連盟)では、23歳までが育成カテゴリーの対象として定義付けています。

 こうした、“最後の仕上げの年代”を支える仕組みがしっかりと、器大きく構えているのが、フットボール先進国と言えるでしょう。

 

そう考えると、残念ながら、日本はこの“最後の仕上げの年代”を受け入れるキャパシティーが整備されていないのが現状です。

 そして、日本国内では、その代わりとして、大学サッカーがその役割を演じていると言えるでしょう。

 世界のフットボールを牽引するヨーロッパでは、フットボールを続けるのであれば、高校年代後もクラブチームでプレーするのが当たり前で、大学サッカーが発展している国は世界的にはむしろ数少なく、日本は独自の文化を歩んでいると言えるです。

⑤ ヨーロッパの各国リーグのプロ、セミプロの領域

 
ちなみに、スペインでは、はっきりとプロと言えるのは日本と同様、1部と2部、3部はプロとセミプロが混在しています。ドイツは3部までがプロで、4部や5部はセミプロ、オーストリアは2部から、セミプロ待遇の選手が混ざって来ます。
 ヨーロッパ各国リーグのカテゴリー別、プロ・アマの区分
カテゴリー/国
スペイン イングランド ドイツ オーストリア
日本
人口
4,600万人
5,600万人
8,000万人
800万人
1億2千万
1部 20 20 18 10
 18
2部 22 24 18  10  22
3部 80 24 20  48  19
4部 360 24 90  144  16
5部 720 24 242 多数
 80
プロ
プロとセミプロが混合
セミプロ
セミプロとアマチュアが混合
アマチュア
 
今回のストーリーからすると異色の構造を敷いているのがフットボールの母国イングランドで、表を見れば分かる通り、4部も5部もチーム数を抑え、その分、そうしたカテゴリーもプロとしてやっていける待遇を手にしているね。



⑥ まとめ

 
以上、今回のテーマから見えて来た事は、、、
19〜21、22、23歳と言ったサッカー選手として重要な“最後の仕上げ”のカテゴリーの整備が日本は不十分(もっとも、代替的にその役割を日本独自の文化、大学サッカーが担っている)
フットボール先進国は、“最後の仕上げ”のカテゴリーを支える仕組みが整っている。
競争レベルは高いが、受け皿が多い分、チャンスもあるのがヨーロッパ
プロを志す選手にとって、“最後の仕上げ”の年代でヨーロッパにチャレンジするのは選択肢として十分にあり



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サッカー業界の事、旅の事、読書の事などをつづって行きます。ベースは、未来を生き抜く為のヒント

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