一度は行ってみたい場所(南米編)

イースター島(チリ)
 
絶海の孤島に佇む謎の巨石群



《 目 次 》
✅ 場所
✅ イースター島(モアイ像) とは
✅ 行き方
✅ おすすめポイント



✅ 場所
チリ
Chile




✅ イースター島(モアイ像) とは

 イースター島は、チリ領に属し、チリの首都であるサンティアゴから西へ3,700 km、タヒチから東へ4,000kmほどの太平洋上に位置する火山島。全周は60 km、面積は180 km2ほどで、北海道利尻島とほぼ同じ大きさ。島全体が、ラパ・ヌイ国立公園としてチリ政府により国立公園に登録され、また、1995年に世界遺産に登録されている

 最も近いサラ・イ・ゴメス島でも東北東に415 km離れている絶海の孤島であり、人の住む最も近い島であるピトケアン島までは約2,000 kmの距離がある

 現地語名はラパ・ヌイ。また正式名はパスクア島(スペイン語: Isla de Pascua)と言い、”Pascua”はスペイン語で復活祭(イースター)を意味する。日本では英称由来の「イースター島」と呼ばれることが多い。

 モアイの建つ島として有名である。「ラパ・ヌイ」とはポリネシア系の先住民の言葉で「広い大地」を意味する。かつては、テ・ピト・オ・ヘヌア(世界のへそ)、マタ・キ・テ・ランギ(天を見る眼)などと呼ばれた。これらの名前は、19世紀の後半に実際に島にたどり着けたポリネシア人が付けたものである。

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ポリネシア人の移住

 海底火山の噴火によって形成された島に最初の移民がたどり着いた時期については諸説ある。文字記録がないため発掘調査における炭素年代測定が有力な調査手段とされ、従来は4世紀〜5世紀頃とする説や西暦800年頃とする説が有力だったが、近年の研究では西暦1200年頃ともいう。この移民は、はるか昔に中国大陸からの人類集団(漢民族の祖先集団)の南下に伴って台湾から玉突き的に押し出された人びとの一派、いわゆるポリネシア人である。ポリネシア人の社会は、酋長を中心とする部族社会であり、酋長の権力は絶対で、厳然たる階級制度によって成り立っている。部族社会を営むポリネシア人にとって、偉大なる祖先は崇拝の対象であり、神格化された王や勇者たちの霊を部族の守り神として祀る習慣があった。タヒチでは、マラエと呼ばれる祭壇が作られ、木あるいは石を素材とするシンボルが置かれた。イースター島でも同様に行われていたと想像できる。化石や花粉の研究から、当時のラパ・ヌイは、世界でも有数の巨大椰子が生い茂る、亜熱帯性雨林の島であったと考えられている。初期のヨーロッパ人来航者は、「ホトゥ・マトゥア」という首長が、一族とともに2艘の大きなカヌーでラパ・ヌイに入植したという伝説を採取している。上陸したポリネシア人は鶏と大型のネズミ、ラットを共に持ち込んで食用とした。

 

モアイの時代

ジャレド・ダイアモンドらによれば、7世紀〜8世紀頃に、アフ(プラットホーム状に作られた石の祭壇)作りが始まり、遅くとも10世紀頃にはモアイも作られるようになったとされる。他のポリネシアの地域と違っていたのは、島が完全に孤立していたため外敵の脅威が全くなく、加工しやすい軟らかな凝灰岩が大量に存在していたことである。採石の中心は「ラノ・ララク」と呼ばれる直径約550 mの噴火口跡で、現在でも完成前のあらゆる段階の石像が、散乱する彫る道具とともに残されている。最初は1人の酋長の下、1つの部族として結束していたが、代を重ねるごとに有力者が分家し部族の数は増えて行った。島の至る所に、それぞれの部族の集落ができ、アフもモアイも作られていった。

  モアイは比較的加工しやすい素材である凝灰岩を、玄武岩や黒曜石で作った石斧を用い製作されていったと考えられており、デザインも時代につれ変化していった。第1期は人の姿に近いもので下半身も作られており、第2期は下半身がなく細長い手をお腹の辺りで組んでいる。第3期は、頭上に赤色凝灰石で作られた、プカオ(ラパヌイ語で髭あるいは髪飾り)と呼ばれる飾りものが乗せてある。第4期になって、いわゆる一般にモアイといって想像する形態(全体的に長い顔、狭い額、長い鼻、くぼんだ眼窩、伸びた耳、尖った顎、一文字の口など)を備えるようになった。18世紀になって西欧人が訪れるまで、島には銅器や鉄器の存在は確認されていない。当時作られたモアイや墳墓、石碑といった、考古学的に極めて重要な遺跡が数多く残されているが、この時期までが先史社会と考えてよく、ラパヌイ社会はこのあと転換期をむかえる

  よく、モアイは「海を背に立っている」と言われているが、海沿いのものは海を背に、内陸部のものは海を向いているものもあり、正確には集落を守るように立てられている。祭壇の上に建てられたものの中で最大のものは、高さ7.8 m、重さ80tにもなる。

  現在、アフに立っている全ての像は、近年になって倒れていたものを立て直したものである。島の東端にある、島最大の遺跡「アフ・トンガリキ」(アフの長さ100m)の上には、高さ5mを超える15体のモアイが立ち並んでいるが、これも1994年に周辺に倒れていた15体の像を、考古学者のクラウディオ・クリスティーノが55tの重量に耐えるクレーンを使って立て直したものである。

  過去には、島にはもともと、巨大な像を作って動かす技術や知識がなく、モアイは南米からやって来た人々の力で建てられたという説が有力だった。しかし島民の遺骨のDNAには、島外起源の遺伝情報は見つかっていない。最近の研究により、モアイは島民が自力で建設し、移動させたことがわかっている

文明の崩壊

  島民の入植から17世紀までの間モアイは作られ続けたが、18世紀以降は作られなくなり、その後は破壊されていった。平和の中でのモアイ作りは突然終息する。モアイを作り、運び、建てるためには大量の木材が必要で、伐採によって森が失われた。ジャレド・ダイアモンドらは、こうした人為的な自然破壊が究極的にイースター島文明の崩壊を呼んだとする説を述べている。それによれば、人口爆発(僅か数10年の間に4~5倍に膨れ上がり、1~2万人に達したという)と共に森林破壊が進んだ結果、肥えた土が海に流出し、土地が痩せ衰えて深刻な食糧不足に陥り、耕作地域や漁場を巡って部族間に武力闘争が生じた。モアイは目に霊力(マナ)が宿ると考えられていたため、相手の部族を攻撃する場合、守り神であるモアイをうつ伏せに倒し、目の部分を粉々に破壊した。その後もこの「モアイ倒し戦争」は50年ほど続き、森林伐採は結果として家屋やカヌーなどのインフラストラクチャー整備を不可能にし、ヨーロッパ人が到達したときは島民の生活は石器時代とほとんど変わらないものになっていた。

  ただし異説もあり、テリー・ハントは、まず、森を破壊した主因はネズミによる食害だとしている。天敵が居ない環境にネズミが持ち込まれると、その急激な繁殖に伴って森林が破壊され、これを駆除すると森林が再生する様子は太平洋の他の島々の歴史上でも見られて来た。イースター島でも発掘された植物の種子の多くにネズミにかじられた跡が見られた。文明の崩壊についても、そもそもイースター島の人口が1万5千人以上などに達した証拠はなく、森林破壊が進んだ状態でも人口は安定的に推移しており、最終的に崩壊をもたらしたのは自然破壊ではなく西洋人との接触だと唱えている

  また、部族の争いがあったにしては、人を殺すことを目的としたような殺傷能力のある「武器」が島内からほとんど発掘されておらず、島で使われていた「マタア」と呼ばれる石器は、人を刺し殺すような作業には適していないという。島内から発掘された469個の頭骨を調べたところ、マタアによるものと思われる切り傷の痕が見つかったのは、そのうちわずか2個だけだった。西洋人による侵略時にも、現地人は投石で戦ったとされる。このことから、口伝にあるような戦闘があったのかどうか疑問視する専門家もいる

  いずれにせよ、争いが起こったとされる時から数百年も後になってから、収集された口承だけを頼りにすることは、研究者の間で論争となっている。部族間抗争の存在については、研究が進むにつれて否定されつつあり、イースター島民の人口が減ったのは、ヨーロッパ人による奴隷狩りが原因である可能性が高まっている。苛烈な奴隷狩りにより、島民の人口は100人前後まで減り、やがて疫病の流行で絶滅したとされる

(参考文献:Wikipedia / 自分の体験)


✅ 行き方
飛行機 日本からの直行便は無く、エア・タヒチを利用して、日本からタヒチまでが11時間、タヒチからイースター島までがおよそ5時間の行程。
 もしくは、チリの首都サンチアゴ経由で入るパターンもあるが、こちらは米国経由も含め、乗り継ぎが2度必要となる。

 航空チケット代は往復でおよそ17〜22万円

 
折角なので、タヒチの美しいビーチも途中、堪能しよう


✅ おすすめポイント
 
絶海の孤島に何故このような巨石像を建立する文化が出来たのか!?思いを馳せれば馳せるほど、面白い。
 
写真は大いに撮っていいけど、モアイ像に触るのはタブーです。以前、フィンランド人がお土産にモアイ像の削り石を持って帰ろうとして、罰金180万円を言い渡されていました。







 
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